アーキテクチャの導入と開発生産性向上の両立

“コアビジネスを支えるアーキテクチャの導入と開発生産性向上の両立 ”

ブリヂストンソフトウェア株式会社様

ブリヂストンソフトウェア株式会社様では、『ブリヂストングループの「ものづくり」の情熱と「ビジネス」の成長をITのチカラでサポートする』 というミッション実現のため、誰もが品質の高いソフトウェアを開発できる組織づくりを進めていらっしゃいます。
パッケージを採用することで、均一の品質のソフトウェア提供は進んでいきましたが、企業のコアとなるビジネスの実現にはパッケージでは課題にぶつかることも多く新しいアーキテクチャを模索していました。
そこで、コアビジネスを支えるためのブリヂストングループ様独自の要求を整理し、今後継続的にビジネスをサポートできる基盤として活用いただけるアーキテクチャの設計および構築をご支援いたしました。
また、構築したアーキテクチャを再利用いただくための人材育成や、仕組み作りのご支援をさせていただきました。
詳細:アーキテクチャ構築サービス


社内コアビジネスを支えるアーキテクチャ導入と開発標準化推進のため、弊社のアーキテクチャ構築サービスを採用いただき、Webアーキテクチャの導入をご支援させていただきました。
そのアーキテクチャを社内で広く活用いただき、技術力を向上するための施策として弊社開発トレーニングを採用いただきました。
詳細:トレーニングサービス


お客様プロフィール
社名 ブリヂストンソフトウェア株式会社様
本社所在地 〒187-0031 東京都小平市小川東町1-22-12
従業員数 232名(男:179名 女:53名) 2014年1月1日現在
URL http://www.bsw.co.jp/

build-design_service_iconアーキテクチャ構築サービス

コンサルティング概要

お客様の背景と課題

ブリヂストンソフトウェア株式会社様では、『ブリヂストングループの「ものづくり」の情熱と「ビジネス」の成長をITのチカラでサポートする』というミッション実現のため、誰もが品質の高いソフトウェアを開発できる組織づくりを進めていらっしゃいました。

パッケージを採用することで、均一の品質のソフトウェア提供は進んでいきましたが、企業のコアとなるビジネスの実現にはパッケージでは課題にぶつかることも多く新しいアーキテクチャを模索していました。

そこで、コアビジネスを支えるためのブリヂストングループ様独自の要求を整理し、今後継続的にビジネスをサポートできる基盤として活用いただけるアーキテクチャの設計および構築をご支援いたしました。

また、構築したアーキテクチャを再利用いただくための人材育成や、仕組み作りのご支援をさせていただきました。

ご提供サービス

アーキテクチャ構築サービス


牧野昇平氏
牧野昇平
システム開発第4部長

お客様の声

Web アプリケーション アーキテクチャ導入
グループ会社に貢献できる仕組みづくり

最初に、御社が抱えられていた課題をお聞かせください。
我々の最大のミッションは、親会社である株式会社ブリヂストンならびにそのグループ会社に対してシステムを通じて貢献をすることにあります。開発生産性を向上し、より品質の高いソフトウェアを素早く提供することを目的に、部品化を中心とした標準化の取り組みを行っていました。部品化の取り組みによる効果はもちろんでていましたが、会社全体に浸透するまでに時間を要し、大きな成果を出すまでに至らない状態が続いていました。

コアビジネスを支える独自のアーキテクチャ導入

アークウェイ サービス採用のきっかけは何だったのでしょうか。
当初のきっかけはアークウェイ社 社長の森屋氏との出会いで、森屋氏が実践・研究する 「ソフトウェアファクトリ」 で提唱しているような 「誰が作っても高品質なソフトウェア」 を実現すべきだと考えていました。 弊社でもその一つの解決策としてパッケージの採用を進めていましたが、コアビジネスを支える部分については独自の仕様や要求に素早く応える必要があり、パッケージでの対応には限界があると感じていました。そこで、 「ソフトウェアファクトリ」 や、アーキテクチャ構築にあたっての考え方について同様の方向性を持っているアークウェイ社のサービス採用を決定しました。

フルカスタマイズ アーキテクチャ

弊社サービスを導入したことで課題は解決されましたか。
はい。アーキテクチャを構築するにあたって、まず弊社が求める要件を掘り下げてアーキテクチャフィーチャとして整理いただいたうえでアーキテクチャとして提供すべき構造および機能を決定しているため、正に弊社独自のアーキテクチャとなりました。業務にとてもフィットしたアーキテクチャが実現できていると考えています。とはいえ要求する機能も膨大なものとなり、予算や期間の都合上、まだ全てが実現されているわけではありません。ですが、アーキテクチャ要件定義の際に、われわれが達成したい目的に応じてそれらフィーチャーの優先順位決定についても支援をいただいているため、現在もアーキテクチャ拡張の計画の基礎として活用させていただいております。

小林徹氏
小林徹
システム開発第2部
化工品・関連会社システム課長
基盤技術推進部
基盤技術推進課長/実装技術課長
アーキテクチャが進める新しい標準化

弊社アーキテクチャを導入したことで標準化はどのように進みましたか。
再利用されるべき機能や構造が最初から提供されているだけではなく、あらかじめお手本となるコードが示されているため、開発者はその真似をするだけで自動的に開発の統制がとれる仕組みとなっています。統制をとるにあたってはコーディング規約といったドキュメントだけでは教えづらい部分も多いだけでなく、実際に実装する際のコツなども習得しにくいものですが、アーキテクチャテンプレートの中に具体的なコードが組み込まれており、真似していればいつの間にかルールが守られるという点は狙い通りでした。また、開発者が普段は意識せずに利用しているライブラリの実装コードも隠ぺいされておらず開示されているため、ビジネスに応じて柔軟に変更が可能なだけでなく、意欲の高い技術者の技術力向上にも寄与していると考えています。

先端技術採用の羅針盤

10年使える技術の採用をめざし、サービス導入いただきましたが
既に3年が経過していますが、時間が経過すればするほどアークウェイ社のコンサルティングサービスを導入してよかったと実感しています。というのも、技術検討時に決定いただいた技術要素は明らかに発展を続けていますし、逆に採用すべきでないとされた技術は、衰退の兆候がはっきりと見えています。当時は大変もてはやされていた技術だっただけに、やはり技術の流行廃りというのは、きちんとした見る目を持っていなければならないなと。アークウェイ社は先端技術採用における我々の羅針盤です。先々に残るものを選択していただいていることで、開発者のモチベーション向上にも役立っていますし生産性向上をさらに推し進めることができています。

標準化を継続的に実践する組織の確立
標準化兼務から専門の部署確立へ

標準化を推進する上で組織や運営上の課題はございましたか。
以前推進していた部品化の取り組みは、専門の担当者が実施するのではなく他の業務との兼務でした。そのため、組織変更があったり、他の業務の繁忙期に入ったりといった要因で、継続的に施策を実施していくことが困難な状況でした。
2年前に設立された実装技術課の役割についてお教えください。
実装技術課は、全体のコスト削減・品質向上・生産性向上に寄与するための組織として誕生しました。役割は大きくは2つあります。1つはソフトウェアファクトリ社内製造工場として詳細設計~CUTまでを一手に実現すること。2つ目はアーキテクチャテンプレートの社内標準化を推し進めることです。こうした専門部署ができたことで、この2年間、常に標準化の取り組みやテンプレートの改善といった施策を継続的に実施することができています。

社内展開の課題

実装技術課ではアーキテクチャの展開がミッションのひとつですがどのような点が課題でしょうか。
まずはリーダーレベルの方々にアーキテクチャによる標準化を推し進めることのメリットを理解してもらうことが重要です。一度採用をしてもらえれば効果は実感してもらえるので、初回については「私が責任をとるから」と、とにかく利用開始の説得を続けます。

今後の展望

今後の展望をお聞かせください。
導入したアーキテクチャを、さらにたくさんの部署・システムで採用してもらえるような動きをしていきたいと考えています。アーキテクチャが全社に浸透することによって、導入メリットは加速度的に向上していくと考えているため、社内展開はより強固に進めていきたいと考えています。全部署で構築するシステムで同様のアーキテクチャを採用することで、開発生産性だけではなく保守性の大幅な向上が期待できます。基本的な構造や技術要素は全てのシステムで同様のものとなるので、誰でも保守・メンテナンスが可能となります。それが実現できれば、社内人材の流動的な配置も可能となり、組織の活性化にもつなげていきたいと考えています。その実現のためにも現在の活動を継続的に進め、四半期に一回はアーキテクチャのリビジョンをあげていきたいと考えています。

トレーニングサービス

トレーニング実施概要

お客様の背景と課題

社内コアビジネスを支えるアーキテクチャ導入と開発標準化推進のため、弊社のアーキテクチャ構築サービスを採用いただき、Webアーキテクチャの導入をご支援させていただきました。
そのアーキテクチャを社内で広く活用いただき、技術力を向上するための施策として弊社技術トレーニングを採用いただきました。
以下の3種類のトレーニングサービスをご提供させていただき、技術力向上や標準化推進にお役立ていただいております。

基礎トレーニング アーキテクチャで利用されている技術要素を8つを各1日で習得するコース
開発トレーニング アーキテクチャテンプレートを利用した開発を実際に行うトレーニング。実装に要する時間を計測し、合格基準を設けている。
トレインザトレーナー 開発テンプレートトレーニングのトレーナー育成講座
西原基司氏
西原基司
業務部 総務課長

お客様の声

”開発ができる”技術者の育成

御社では3種類のトレーニングをご採用いただいておりますが、まず 『基礎トレーニング』 について、どのような位置づけでご利用いただいてるか教えていただけますか。
『基礎トレーニング』は主に1~3年目の社員を中心に、IT技術の基礎を習得することを目的として受講をしてもらっています。ただし「基礎」といっても他社でのいわゆる言語のトレーニング等とは異なり大変実践的かつ専門的な知識も習得することができるため、4年目以降の社員についても専門技術の習得を目的として受講してもらっています。
弊社のトレーニングの特徴はどのようなところにあると思われますか。
アーキテクチャ構築サービスで導入したアーキテクチャテンプレートと密接にかかわった実践的なトレーニングとなっているところは他社のトレーニングサービスとは全く異なります。これまでも単発の基礎技術トレーニングの受講はしていますが、それらのトレーニングを受講するだけでは”開発ができる”技術者の育成には不十分でした。

ハンズオン中心の実践的なカリキュラム

どのような点が特に”実践的”だと感じていらっしゃいますか?
先ほども申し上げましたが、全社標準とし展開を進めているアーキテクチャテンプレートで利用する技術のみにフォーカスをあてているため、無駄な技術や知識は全くありません。すぐに役に立つ知識であることで、受講者のモチベーション向上にも役立っています。また、ハンズオン中心であることも大きな特徴で、実際に手を動かすことで理解力も深まりますし、受講者同志の競争力の向上にもつながっていたようですね。
御社の社員は特に熱心な方が多く、予習・復習を自主的にされている方も多かったですね。
後輩社員のスピードに先輩社員も負けてなるかと大変良い刺激を受けたと聞いています。
御社社員のスキルレベルは大変高いかと思いますが、経験のある社員の方からは物足りないなどといった意見はありましたか。
最新の技術動向をはさんでくださるため、興味のある若手には魅力的な内容になっており、いい刺激を受けているようです。

山下弥生氏
山下弥生
業務部 総務課 グループリーダー
トレーニング インタビュー
受講者様のご感想

~コンサルタントの直接指導がもたらすモチベーションアップ~

受講された方のご感想もお聞かせいただけますしょうか。
・新しい技術ばかりで難しかったがテストや演習を通じて技術の要点をつかむことができた。
・技術要素の魅力も感じることができた。他のアーキテクチャの技術要素も同様のトレーニングを実施してほしいと感じた。
・少人数で座学と徹底的なハンズオンのミックスされた研修は、自分で動かすまでは終わらないため、同じ会社のメンバーの中での競争力向上に役立った。
・今まで学んできたものが正しかったのだと確かめることができ、自信につながった。
・記述したコードが裏でどのように実際動いているのかを説明いただけることで理解が深まった。

トレーニング インタビュー
開発部門管理ご担当者のご感想

~”素振り”による実践活用~

開発現場での『基礎トレーニング』受講の効果はどのように感じていらっしゃいますか。
新任の開発者でもわからないなりに、どう課題に取り組めばいいかカンの働かせかたはよくなったと思います。演習が多くかなりタフな研修だと受講者からも聞いていますが、開発ツールの利用方法ひとつとってもこれまで迷いながら操作していたものが、 演習内で繰り返し利用することで、迷わずに各機能を利用できるようになっているようです。
『開発トレーニング』についてはいかがですか。
何度もテンプレートを利用した、開発のいわば”素振り”は、開発現場ですぐに役立つ非常に実践的なトレーニングだと感じています。時間計測を実施するため、各人の実力が如実にあらわれますね。生産性は確実にあがっており、今まで仕事を依頼する際に「これ何時間でできそう?」と聞いていたものは「何分でできそう?」と、見積の単位がかわっていますね。
トレーニングの効果は標準化推進にも寄与していますか。
はい。標準化を進める上で重要な位置づけのトレーニングだと考えています。テンプレートを標準として展開するうえで、使えるように維持メンテナンスをするにはその技術要素を理解している必要があります。今後もテンプレートとともに標準化の両輪として活用してきたいと考えています。

人事・教育ご担当者のご感想

~コンサルタントによる120%の熱血指導と細やかなフォロー~

人事・教育のご担当者様として、トレーニング全体を通してのご感想をお聞かせいただけますか。
やはり現役のコンサルタントが直接指導してくださるため、技術・知識だけでなくもちろん講師としての”話す”技術も高く、受講者の技術習得の速度向上に役立っていると思います。受講者も刺激になるようで、質問や相談なども積極的に行っていると聞いています。
御社の社員は特に熱心な方が多く、予習・復習を自主的にされている方も多いため、講師も熱が入ると聞いています。
はい。120%以上のトレーニングを実施いただいているという感想をもっています。また、受講者ひとりひとりの特徴をよく見てくださっている点も大変評価しています。手を差し伸べる必要があるのか、プレッシャーをかけるべきか、といった講習中の細やかなフォローだけではなく、受講者の状況をレポートいただいているため教育担当としても大変安心感があります。
御社では基礎トレーニングは1教科受講後、日をあけてから他の教科を受講するスタイルをとられていますね。
はい。1科目での習得知識が豊富なので各々に消化してもらうことを目的に、間を空けるように調整頂いています。日数についても柔軟に対応いただき、ニーズに合わせてカスタマイズ頂けることも大変ありがたく感じています。

今後の展望
トレーニング インタビュー

~再利用資産の一部として~

今後のトレーニング実施にむけた展望をお聞かせください。
今後、アーキテクチャおよび開発テンプレートの最新化も計画しております。そのためアーキテクチャにあわせてトレーニングもアップデートして実施いただきたいと考えています。開発標準化の推進、生産性の向上を進めるためにアーキテクチャ、テンプレート、トレーニングを三位一体となって使えるような状態にすることではじめて再利用可能な資産となると考えています。

2017-12-13T19:24:42+00:00